ABOUT

子供の頃から絵を描くことが好きで、チラシの裏やノートは落書きだらけでした。

小学生から絵画教室→中学以降は美術部→女子美術短期大学(陶芸専攻)→卒業後、本橋勤先生にご指示頂きろくろや絵付けなどの技術や表現を教えて頂き研鑽を積んでまいりました。

2015年に独立し、都内で作陶しています。

今は亡き師の残した言葉を日々反芻しながら轆轤・絵付・施釉・焼成、全ての工程を1人で行っています。

私の工房はスタッフのいるスタジオや産地の窯元ではありませんので、同じ形の作品をいくつも作るということはありません。

似た絵付けであっても生地の雰囲気によって枝振りや花の付け方などを変えて描くので、全く同じものはありません。

また、デザインを統一すると器が型にはまった印象になってしまうため、あえて同じデザインを避けています。

そういう意味では全て一点ものの作品です。

普段使いでありつつどこかに力強さやはなやかさが見えるような作品作りをしています。

ご家庭の食卓はもちろん、お店等でお客様をお迎えする器として日々おります。

樋口真紀